各地梅雨入りとなり夏本番まであと少し…ねぷた祭り本番までも1か月と少しになりました。先日クリエイターの発表が行われましたが(詳細はこちら)、実は発表の前にクリエイター陣で弘前に訪問し、ワークショップを行っていました。その様子をご紹介します。
3日間のワークショップ、まず初日は神戸市と親交がある弘前市の市長のもとに訪問しました。なんと市長は「趣味:ねぷた制作」と公言されており、ねぷた絵についても博識で、市長室にある貴重な資料を見せていただきながらクリエイターたちにねぷた絵について解説してくださいました。
弘前の歴史ある祭りに若手クリエイターが挑むことを快く受け入れ、温かく迎えてくださったことに5名も喜んでいました。
その後「津軽藩ねぷた村」の見学へ。初日は「ねぷた」についてたくさんのことを学び、初めて触れる情報にクリエイターたちも熱心にメモを取っていました。
ちなみに、青森にはねぷた(ねぷた)祭りが三種類あり、その「ねぷた」自体にも種類があります。中でも弘前ねぷたは丸みをおびた扇形のものが多いのが特徴なのです。
翌日は、今回のメインでもあるねぷた絵師の三浦呑龍さんによるワークショップです。改めてねぷたの歴史や特徴についてご説明いただき、ねぷたの下絵作成に取り組みました。
下絵制作では細かい部分から丁寧に教えていただき、先生自ら筆をもってご説明いただく貴重なシーンもありました。目の前で描かれていく迫力満点のねぷた絵にクリエイターたちも釘付けでした。
最終日は弘前市を散策し、クリエイターたちも更に親睦を深めてこのワークショップを無事終えました!
この三日間と三浦呑龍先生との交流を通じて、制作における知識はもちろんクリエイターたちの士気もあがり、ねぷた作りの意欲は高まりました。ワークショップ後のアンケートでは「とても勉強になり楽しかった!」や、「プロジェクトにしっかり取り組みたい!」などポジティブな声が多くあがっていました。
この時の経験と学びが神戸ねぷたの制作に今まさに活かされています。ねぷた祭りの運行まであと少し!みなさんも是非、若手クリエイター達の応援をよろしくお願いします。
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